2−3−2 ピストンコア試料分析

金浜沖の3断層(F−1、F−2、F−3断層)において、断層の活動性を評価するため、断層両側で海上試料採取(ピストンコアリング)を実施した。試料採取位置を図2−3−1に示す。

採取コアについて、半裁後、試料の分析・観察を実施した。F−1断層(TAT02−1、3)、F−2断層(TAT02−5、7)、F−3断層(TAT02−7、9)のコア分析結果の総括グラフ(帯磁率、含水比、粒度分析、年代測定値)を図2−3−2に示す。

各分析結果により、断層を挟んだ両側のコアを対比し、対比基準面を認定した。