リニアメント位置における道路工事法面に千々石断層の断層露頭が確認された(図2−2−4)。道路工事に伴い断層落ち側は削剥されており、変位量や活動時期は不明である。断層面に垂直な条線が認められることから、千々石断層は横ずれ成分を持たない正断層であることが確認された。