トレンチ調査に先立ち断層位置の確認ならびにトレンチ開削深度より深部の地下情報を得るためにボーリング調査を実施する。ボーリング地点が海岸に近いことから、断層運動による沈下によって堆積環境が陸から海域へと急変した可能性があり、こうした環境の変遷から断層運動の時期を明らかにするため、断層の落ち側で50m、上昇側で30mのボーリングを実施する。