(2)処理結果

処理結果として以下の図面を作成した。

図2−3−4−4  時間断面図 マイグレーション前(全トレース)

図2−3−4−5  時間断面図     〃    (nearトレース)

図2−3−4−6  時間断面図 マイグレーション後(全トレース)

図2−3−4−7  時間断面図     〃    (nearトレース)

図2−3−4−8  速度断面図 区間速度(時間0〜400ms)

図2−3−4−9  速度断面図 区間速度(時間0〜200ms)

図2−3−4−10 深度断面図 マイグレーション前(全トレース)

図2−3−4−11 深度断面図     〃    (nearトレース)

図2−3−4−12 深度断面図 マイグレーション後(全トレース)

図2−3−4−13 深度断面図     〃    (nearトレース)

図2−3−4−14 速度断面図 区間速度(深度0〜400m)

図2−3−4−15 速度断面図 区間速度(深度0〜200m)

図2−3−4−4図2−3−4−5はマイグレーション前の全トレースを使用したものと、nearトレースのみを使用した時間断面図である。また、図2−3−4−10図2−3−4−11はマイグレーション前の深度断面図である。

これらをみると、レシーバNo.1〜130付近(北半部)までの記録は浅部から断面が乱れ、非常に連続性が乏しい断面となっている。130〜終端(南半部)にかけては、90ms(標高390m)付近に明瞭な連続した反射面が認められる。

全トレースとnearトレースの断面を比較すると、nearの記録では北半部の120ms(標高350m)程度までの浅部で連続性が向上している。反面、それより深部では記録の連続性が悪化している。

これらのマイグレーション後の断面では、処理により連続性が向上している。特に北半部ではnearの記録で浅部の連続性が向上している。

速度断面図は時間断面と深度断面を示している。若干の凹凸があるが、水平的、及び垂直的に急激に変化している箇所は認められない。

図2−3−4−4 時間断面図 マイグレーション前(全トレース)

図2−3−4−5 時間断面図 マイグレーション前(nearトレース)

図2−3−4−6 時間断面図 マイグレーション後(全トレース)

図2−3−4−7 時間断面図 マイグレーション後(nearトレース)

図2−3−4−8 速度断面図 区間速度(時間0〜400ms)

図2−3−4−9 速度断面図 区間速度(時間0〜200ms)

図2−3−4−10 深度断面図 マイグレーション前(全トレース)

図2−3−4−11 深度断面図 マイグレーション前(nearトレース)

図2−3−4−12 深度断面図 マイグレーション後(全トレース)

図2−3−4−13 深度断面図 マイグレーション後(nearトレース)

図2−3−4−14 速度断面図 区間速度(深度0〜400m)

図2−3−4−15 速度断面図 区間速度(深度0〜200m)