測線は北端の山裾を起点とし、南端の山裾までの約500mで起震・受振を行った。ただし、起震はしていないが、山裾より南方に約100mは受信機のみを設置し記録を取得した。探査仕様は2m間隔起震(震源装置:スイープ震源”ミニバイブ”),2m間隔受振の浅層反射仕様とした。
本地域は段丘堆積物に覆われているが、この段丘堆積物の厚さは薄く、その下位には中・古生層が分布することがわかっている。そのため、段丘基底面の形状を把握するため極浅層の探査仕様とした。