(1)14C年代測定分析結果

表4−2−2には分析を実施した全試料のデータを示したが,この中で分析値と層序との関係で著しい逆転が認められる分析値については不採用とした。採用された分析結果を層準別に整理すると表4−2−3に示したものとなる。

表4−2−3によれば,分析を実施した内で最下位の砂礫層は49,980年前以前〜33,480年前以前の年代値が得られた。砂礫層を被覆する黄褐色シルト層は,6,940±40年前〜5,120±40年前の年代値が得られた。さらに黄褐色シルト層を被覆する黒色腐植土層は3,770±70年前〜3,250±70年前の年代値が得られた。

表4−2−2

表4−2−3 小村崎地区層準別14C年代測定分析結果