(3)東側追加掘削部

ボーリングKB−2孔で確認された黄褐色シルト層の下位の砂礫層を確認する目的で,本トレンチを埋め戻す際に,トレンチの東側に長さ1〜2m,幅約2m,深さ約3mの追加掘削を実施した。掘削面の観察は,施工上の問題から北面のみとした。

追加掘削部の最下位には,北側法面で確認された最下位層の黄褐色シルト層の下部に層厚約70cm+の砂礫層が分布することを確認した。その上位に北側法面で確認された地層が連続し分布することが確認された。また,黒色腐植土層の基底がほぼ水平になることが確認された。

砂礫層は,確認された範囲では下位より層厚20cm以上の黄灰〜灰色砂礫層,下部にシルト〜粘土薄層を伴う層厚約40cmの黄灰色砂層,及び層厚約20cmの礫混じり砂層から構成される。

写真4−2−1写真4−2−2写真4−2−3

図4−2−10

写真4−2−4

写真4−2−5

写真4−2−6写真4−2−7写真4−2−8写真4−2−9