以下に各層の特徴について記述する。
・黄褐色シルト層
黄褐色を呈する塊状の砂質シルト主体。明黄灰〜暗黄灰色を呈し乱堆積構造を示すシルト層を挟在する。上位層との境界は,東側へ緩く傾斜する。
・腐植混じりシルト層
暗黄灰色を呈する砂質シルト中に褐灰〜暗褐色腐植土が不規則に混入する。上位及び下位層とは漸移関係。
・黒色腐植土
暗灰色を呈する腐植土からなり,黒色腐植土が偽礫状に不規則に混在する。S−9〜S−11付近では土器片が散在する。S−9付近より東側で傾斜がやや急になる。
・人工改変土
暗褐灰色を呈する腐植質シルトからなる盛り土及び耕作土。