@KB−1孔及びKB−2孔による結果
・沖積低地上に連続する低崖を挟んで配置したKB−1とKB−2孔の間では,地層の連続性が良い。また,砂礫層内の対比可能な地層は概ね水平に分布している。基盤(円田層)上限面はKB−2孔からKB−1孔に向かい5゚以下で緩く傾斜する。
・両孔において断層並びに破砕帯は確認されなかった。
AKB−3孔及びKB−4孔による結果
・低位段丘面前縁の崖を挟んで配置したKB−3孔とKB−4孔間では,両孔共に円田層が分布する。本層中では乱堆積構造が発達しており,層理面は20゚以上で傾斜する。
・両孔において断層並びに破砕帯は確認されなかった。