速度解析(P波)は、定速度解析法やワークステーション上での会話型解析法等を組み合わせて約100m毎に実施した。表4−2−1 に重合速度一覧表,を図4−2−3 に重合速度コンター図を示す。
表4−2−1 重合速度一覧表
・重合後処理
最終重合断面を図4−2−4 に示す。
aマイグレーション
マイグレーション速度は,重合速度を用いることとした。アルゴリズムは一般的な有限差分法を用いた。図4−2−5にマイグレーション断面図を示す。
b深度変換
重合速度を用いて深度変換を行った。但し,そのまま用いると反射面の形状が不自然な部分が見られた。これは,速度関数が空間方向(CDP方向)に急激に変化しているためである。そこで,そのような箇所は空間方向(CDP方向)にスムーズな関数に修正して適用した。図4−2−6に深度断面図を示す。
図4−2−3 重合速度コンター図
図4−2−4 最終重合断面
図4−2−5 最終重合断面
図4−2−6 深度断面