・地表〜深度1.35m:盛土
黒褐〜茶褐色を呈する腐植質砂混じりシルト中に,安山岩主体の硬質礫を含む。礫径は30cm以下である。植物根を多く混入し,ルーズである。
・深度1.35〜4.60m:礫層2
基質は暗褐〜帯褐暗黄灰色を呈する腐植混じり粗砂からなる。礫は安山岩,デイサイト,花崗閃緑岩からなる円〜亜円礫を主体とする。礫径は平均5cm以下,最大30cmである。礫率は70〜80%程度である。
・深度4.60〜7.00m:明戸層
暗灰色を呈する細粒砂岩からなり,厚さ30cm程度でシルト岩を挟む(写真9)(4E)。層理面の傾斜は水平〜2゚程度であるが,一部で乱堆積構造が発達する。
写真9(4E) 風化した明戸層(深度4.60m付近)