・地表〜深度0.50m:耕作土
黒褐色を呈する腐植土中に,安山岩の硬質礫を少数含む。
・深度0.50〜2.83m:礫層2
基質は褐灰色を呈する腐植質シルト〜シルト質細砂からなり,上部ほど腐植分に富む。礫は硬質安山岩からなる亜円〜円礫を主体とする。礫径は平均2〜10cm,最大20cmである。礫率は60%程度である。礫の長軸は水平〜2゚程度で傾斜することが多い。
・深度2.83〜6.00m:明戸層
暗灰〜帯緑灰色を呈する凝灰質泥岩からなり,明白色の凝灰質細砂を挟む。全体にヘアクラックが発達し,クラック間を明灰色の粘土が充填する(写真6)(4B)。
写真6(4B) クラックが発達する明戸層