砂岩は,黄褐色を呈し,粗粒で葉理が発達する。
泥岩は,灰色を呈し,塊状無層理である。泥岩中には厚さ1cm以下の白色凝灰岩の薄層が挟在する。凝灰岩はほぼ水平な構造を示す。沢床に露出するほか,林道の切土法面に分布し,60°程度の法面勾配で自立している。
写真4−2−3 滑沢層の露頭状況