(4)第四系完新統

・低位段丘堆積物は,調査地北部の白石市滝上,陣場屋敷,道内原付近に分布する。褐色を呈する砂礫よりなり,安山岩亜円〜円礫を含む。層厚は5〜10m程度である。

・沖積段丘堆積物Tは,調査地北部の白石川右岸の白石市菅生田付近に分布する。褐色を呈する砂礫よりなり,安山岩亜円〜円礫を含む。層厚は1〜5m程度である。

・沖積段丘堆積物Uは,調査地北部の白石川左岸の白石市細野付近に分布する。褐色を呈する砂礫よりなり,安山岩亜円〜円礫を含む。層厚は1〜5m程度である。

・小扇状地堆積物T〜Vは,調査地西側山塊の東麓斜面末端に分布する。主として褐色を呈する砂礫よりなる。層厚は1〜30m程度である。

・地すべり堆積物は,調査地西側山塊の東麓斜面に分布する。主として褐色を呈する礫混り砂質粘土よりなる。層厚は1〜30m程度である。

・崖錐堆積物は,主として斎川右岸に分布する。主として褐色を呈する礫混り砂質粘土よりなる。層厚は1〜5m程度である。

・沖積低地堆積物は,白石市街付近と,越河付近に広く分布する。主として褐色〜青灰色を呈する粘土,砂,礫よりなる。層厚は最大40m程度である。