(1) 多角測量
国家三角点を与点として、測線付近に結合多角測量を実施した。
その後、結合多角測量で測設した多角点を与点として、放射多角測量により受・発震点の位置を測量した。
(2) 測線測量
計画測線上の原則として道路の路肩に、測線1は 10m間隔、測線2・3は4m間隔で受・発震点杭を設置した。舗装等で杭を測設できない場合は、路面にスプレー表示した。 また、測線1と3において受振点近傍で発震が不可能となる場合は、オフセットをおいて発震点杭を設置した。オフセット発震点の番号は、受振点から分岐した点の番号に1000を加えたものとした。
(3) 水準測量
国家三角点を与点として、多角測量作業と同時に間接水準測量を実施した。
(4) 受振点、発震点の座標算出
多角測量で実施した測量成果を基に各受振点・発震点の座標値及び標高値を算出した。
(5) 使用三角点
使用した三角点は表2−1−103の通りである。