今年度の調査では,これらの断層帯を構成する断層のうち,活動度が最も高くかつ仙台市街地を横切る長町−利府線について,地表踏査(精査),極浅層反射法探査及びボーリング調査を行い,地下浅部の地層の変形状況を明らかにするとともに,同一の地層面の対比により詳細な平均変位速度等の活動度を把握し,活動履歴について考察を行い,平成7年度の調査成果とあわせて起震断層としての評価を行うことを目的として行った。