本調査は、平成7年度の調査結果等に基づいて平成12年に実施された地震調査研究推進本部の評価を受けて、鈴鹿東縁断層帯の活動性をさらに詳細に解明するために、平成13年度に引き続いて実施されたという経緯がある。本調査における主要な課題は次に示す各項目である。
@最新活動時期
A1回の活動における断層のずれの量
B活動間隔
C活動区間
D布引山地東縁断層帯の活動との関係
以下のまとめでは、それぞれの課題に対して得られた結果について記述し、前回調査および地震調査研究推進本部の評価結果との比較を行う。