3−5 想定される地震規模の検討

地震規模の想定は、松田(1975)の経験式のうち断層延長を利用して最大地震マグニチュードを求める手法によって行う。本調査においては、断層の延長について前回調査を改訂するようなデータは得られなかった。したがって、想定される地震規模についても前回調査との違いはない。想定結果を表3−9に示す。

最大地震マグニチュード:ML=(logL+2.9)÷0.6  ……断層延長:L=34〜37q

                =7.4 (7.39〜7.45)

表3−9 想定される地震規模についての調査結果