2−4−1 地形調査結果

本地区には、扇状地状に緩やかに東に傾斜するL1面と、それより1段低いL2面が分布する。L1面上には西上がりの撓曲崖が南北方向に4条認められ、西端と東端の撓曲崖は、L2面上にも不明瞭であるが認められる。また南北方向に最もよく連続するのは東端の撓曲崖であるが、この地形は侵食によって修飾されている部分がある。調査地点は、東端の撓曲崖に位置し、L2面を開析し低崖を横切る小規模流路の出口にあたる。調査位置を図2−16に、米軍写真を用いた航測図化地形断面測量結果を図2−17に示す。