2−3−1 地形調査結果
調査地区は、宇賀川地区の約80m南方に位置し、宇賀川地区と同じ地形面上にある。調査位置を
図2−6
に示す。米軍写真の判読により、断層は西側の段丘崖の基部からやや東よりにあると判定され、米軍写真を用いた航測図化地形断面測量では、比高2 m程度の段差が認められる(
図2−12
)。この段差は、平成7年度の宇賀川トレンチ調査で観察された断層の南方延長部にあたると考えられる。