2−1−3 航測図化

調査地の耕地は圃場整備が進んでおり、本来の地形が失われていることが多い。このため、最近の圃場整備前のできるだけ古い地形をもとに断層変位地形を検討するため、米軍写真を用いた航空写真測量による図化を行った。図化の仕様は以下のとおりである。

図化範囲は杉谷地区の1箇所とした。その他の地区は平成7年度に図化してあるものを利用した(青川上・青川中/下・宇賀川・田光)。

・ 対象地域  =菰野町「杉谷地区」

・ 対象面積  =1.2km2、1箇所

・ 使用空中写真=R1253、96−99 密着ポジ(1948年撮影)

・ 写真縮尺 =1:10,000

・ 使用図化機 =プラニコンプP−3

・ 基準地形図 =菰野町基本図(平成11年、1:2,500)

・ 図化縮尺 =1:2,500

・ コンター =1m間隔(ただし、山間地は2m)

杉谷地区の航測図を付図2に示す。