<断層長とマグニチュードの関係>
logL=0.6 ML−2.9 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)
ただし、L:断層長(km)
ML:断層長Lの時の最大マグニチュード
ここで、断層長は布引山地東縁断層帯(北部)が27 km、布引山地東縁断層帯(南部)が17 kmである。(1)式にこれらの断層長を代入すると、各断層帯の活動によって想定される地震規模は
・ 布引山地東縁断層帯(北部):ML=7.2
・ 布引山地東縁断層帯(南部):ML=6.9
となる。
したがって、本県が地域防災計画を策定する場合には、上記の値を用いるのが妥当である。