<断層長とマグニチュードの関係>
logL=0.6 ML−2.9………………………………………(1)
ただし、L:断層長(km)
ML:断層長Lの時の最大マグニチュード
ここで、布引山地東縁断層帯(南部)の断層長は、小山断層から片野断層までの断層帯の総延長が約22kmである。(1)式にこの断層長を代入すると、本断層帯の活動によって想定される地震規模は
ML=7.1
となる。
したがって、布引山地東縁断層帯(南部)に関し、三重県が地域防災計画を策定する場合には、ML=7.1とするのが妥当である。