(2)地質構造
A層の下面はかつて階段状に耕作したもので、人工的なものである。B層は多少削り込みによる堆積構造の乱れはあるもののほとんど水平で、わずかに東に傾斜している。中でもB2の傾斜が大きいが、傾斜は4°程度である。B3の下面は、S4付近及びS7.8付近に削り込み構造が見られるが連続性は不明である。B2の座標9.6〜10.0/−0.3付近は人工的な穴と見られ、先の削り込み構造も、土器が出土した事と相まって人工改変されていることも考えられる。