(1)トレンチ調査の位置・数量
トレンチ掘削位置は地形・地質調査(平成11年度)やボーリング調査(平成12年度)の結果から、鳥戸断層・山口断層・片野断層について1箇所ずつ選定した。トレンチT1、T2の近傍では、予めボーリングで断層面を確認した。また、T2の南方150mの地点では、平成11年度に逆断層露頭の調査を実施している。T3地区は、トレンチT3.1を掘削したが断層が認められなかったため、東側にボーリングを追加し、T3.2を掘削して断層を発掘できた。トレンチの数量を表1−2−2に、トレンチ位置は図2−2−1、図2−2−3、図2−2−4に示す。なお、トレンチT1とT3.2について一般公開を行った。表1−2−2 トレンチ一覧表