2−2−1 写真判読方法

本調査地域内の断層変位地形を抽出するため、断層帯両側の概ね2q(4km幅)を対象として空中写真による地形判読を行った。なお、変位基準となる地形面区分について山間地の段丘面の区分を確実に行うため、調査地域外の櫛田川の下流域から調査地域まで遡って段丘面を追跡し判読を行った。使用した空中写真は、以下のとおりで、縮尺は約1/12,000〜1/15,000である。判読結果は付図2、地形区分図にまとめた。

表2−2 使用空中写真