(2)活動度

地形面の地区ごとの平均変位速度を表3−2−3に示す。各地区の活動度は、松田(1975)の分類に基づくと、椋本地区だけが“B級”に分類され、その他の地区は大半が“C級”である。したがって、本断層帯の活動度は“B〜C級”である。なお、これらの値は鉛直成分で計算したものであり、ネットスリップの活動度はこれより大きくなると思われる。

表3−2−3 地形面の平均変位速度と活動度