現在は標高約69mで,平坦な水田として利用されているが,1963年頃に崖の切土・盛土による若干の地形改変を行なって整備されたものである.トレンチは撓曲崖の延長方向と直交する北西−南東方向に配置し,かっての崖の中腹から末端部の間を長さ50m・深さ3m・幅6.5mの規模で掘削した.