三角末端面の前面の段丘面にはNE−SW方向の幅40〜75mの断層崖(大部分は撓曲崖)が認められる.この崖は北東のLg−1面から続き,Ho面ではやや山側に入り込み,さらに南のLg−1面で再び低地側へずれることから,低角逆断層による崖である可能性が大きい.なお,この崖の下流700m付近にも断層崖に平行な不明確なリニアメントが見られる.