重合処理断面図,マイグレ−ション処理断面図,深度変換断面図および解釈断面図の順でまとめ,図3−2−2−6、図3−2−2−7、図3−2−2−8、図3−2−2−9に示す.重合処理断面図はマイグレ−ション処理前の段階の断面図である.CDP(トレース)間隔は受振点間隔の1/2で,1.0m間隔である.また,図3−2−2−9の解釈断面図においては,S波速度検層結果の主要な速度境界に対応する各反射面を色線で示している.
B.地質解釈
断面(図3−2−2−9)右側(南側)では,反射面はほぼ水平な堆積構造を示す.断面中央(CDP215)付近から左側(北側)では,反射面は水平から南へ急斜する構造に変わり,断面左のCDP40まで,それは認められるが,さらに左側では,探査の制約もあり,不鮮明となる.確認された撓曲帯の幅は約175mである.
表3−2−2−1 地元届け出関係先
表3−2−2−2 S波反射法使用機器一覧
表3−2−2−3 仕様一覧
表3−2−2−4 S波反射法データ処理パラメター
図3−2−2−1 S波測線断面位置(宇治川河川敷)
図3−2−2−2 S波反射法データ処理フローチャート
図3−2−2−3 S波静補正解析結果
図3−2−2−4 ニア,ファートレースの合成前重合断面
図3−2−2−5 合成後重合断面
図3−2−2−6 S波重合時間断面
図3−2−2−7 S波マイグレーション時間断面
図3−2−2−8 S波深度断面
図3−2−2−9 S波解釈断面