試料採取位置は以下の通りである。
No.1で深度31.4m,49.8m
No.2で深度11.7m,25.6m
No.3で深度3.6m,19.8m
各試料の磁化は交流消滋に地してきわめて安定であった。30mTの交流消滋後の各試料の測定結果は以下のとおりである。
表5−8参照
No.1とNo.3孔の大阪層群の古地磁気は「normal」であったが,No2孔の古地磁気は「reverse」であった。このことから,No.1・No.2・No.3孔の大阪層群はそれぞれ異なる層準である可能性が高い。