(1)大阪層群
粘土層・シルト層・砂層・細礫層からなり,腐植土層もよく含む。全体的に青灰色〜緑青灰色を呈し,よく締まっている。層理面の傾斜は西側のNo.1孔で9〜30゚(10〜15゚のものが卓越),No.2孔で11〜25゚(15〜17゚のものが卓越),東側のNo.3孔で12〜18゚である。
このことから,調査地の大阪層群は傾斜が概ね10〜18゚であり,山側に向かうにつれ,傾斜は急になるる。