A−1
暗赤褐色を呈する礫混じり有機質粘土層である。S6付近最下部にのみ見られる。締まりが良く、径5〜10mm程度の亜角〜亜円礫が混入している。
A−2
灰色を呈する礫混じりシルト質砂層である。礫は径5〜10mm、最大径20mm程度の亜円〜亜角礫であり淘汰悪い。礫種はチャ−ト主体であり、砂岩、泥岩、石英斑岩を含む。
淡黄色礫混じり粘土や粗砂のレンズが挟在する。
A−3
灰白色を呈する砂礫層である。礫は径5〜20mm、最大径40〜50mm程度の亜円〜亜角礫主体であり、基質は粗砂及び細礫である。礫種はチャ−ト主体であり、砂岩、泥岩、石英斑岩を含む。
基質の異なる部分が不規則な形で分布しており、オリ−ブ灰色粘土ブロック(偽礫)や粗砂のレンズが混入している。
A−4
灰色を呈する粗砂層である。やや締まっており、淘汰が良い。径5mm前後の礫が形成するラミナの傾斜は40度程度である。
A−5
灰白色を呈する淘汰の悪いシルト質砂層である。径5〜10mm、最大径15mm程度の亜円〜亜角礫が混入している。細長く延びた形をした灰白色粘土レンズ混入。局部的に細砂分の多い部分があり、砂質シルトを呈する。