(2)B層

本層はトレンチ観察結果(図5−3)におけるB−1層〜B−6層を一括したものである。砂礫及び礫混じり砂質シルト、礫混じりシルト質砂層からなる。

B−1

黄褐〜灰オリ−ブ色を呈する礫混じり砂質シルト層である。礫は径10〜100mm、最大径180mmの亜円〜亜角礫主体である。礫種はチャ−ト・砂岩・泥岩・緑色岩である。礫の淘汰は悪い。

B−2

灰色を呈する砂礫層である。径5〜50mmの亜角〜亜円礫混入し、砂質シルトの基質が主体の砂礫層である。

B−3、4

灰及び黄褐色を呈する礫混じりシルト質砂層である。礫は径5〜20mm、最大径60mm程度の亜角〜亜円礫が混入する。礫種はチャ−ト。泥岩である。

B−5、6

暗灰及び灰オリ−ブを呈する礫混じり砂質シルト層である。旧耕作土の床土である。

礫は径5〜20mm、最大径30mm程度の亜角〜亜円礫が混入する。礫種はチャ−ト。泥岩である。上部は小礫が混入し、比較的砂分が多い。