本調査は、京都市伏見区西川頬の京都市醍醐和光寮用地内の運動場および果樹園で実施した。
本調査地点の南方には御蔵山断層の断層崖が見られ、断層露頭が確認されている(第2章参照)。調査地点は宇治市との境界付近に当たり、調査地点南側の断層崖が北に延びるほど小さくなりリニアメントとして不明瞭になり始めたところである。
(b) トレンチ規模
開口部寸法で、幅5.5〜5.8m、長さ19mの規模で、深さ3m(法面長約3.5m)まで掘削した。
観察終了後、トレンチ西半部の底面を1〜1.2m掘り下げた。また、西端部から西側へは約3m掘り増しした。
(c) 現地調査期間
トレンチ掘削:平成9年12月1日〜12月5日
トレンチ観察: 同 12月6日〜12月13日
現地説明会 : 同 12月13日
トレンチ埋戻: 同 12月15日〜12月19日
(d) 調査担当者
トレンチ調査担当者
須藤宗孝(潟_イヤコンサルタント)
清木康生(潟_イヤコンサルタント)
山根 博(潟_イヤコンサルタント)
試料分析依頼先
炭素年代測定 :(株)地球科学研究所