シルト質砂層と砂礫層の互層からなり,下部ほど砂礫が多く,上部では締まったシルト質砂層が厚く堆積している。
1)C−1層
シルト質砂層であり,にぶい黄橙色を示す。砂は細砂である。
N1〜N2付近では径5〜20mm程度の円礫を含む中〜粗砂の層を挟んでいる。
2)C−2層
基質主体の砂礫層であり,灰白色を示す。基質は粗砂である。
礫としては,径10〜30mm程度の亜円〜亜角礫が混入する。最大径は80mm程度であり,礫種はチャート,泥岩である。
3)C−3層
シルト混じり中粒砂層であり,N7〜N11付近に見られる。
4)C−4層
基質のシルト質砂を主体とする砂礫層であり,細礫を含む。C−3層上部に見られる。
5)C−5層
シルト質砂層からなり,砂は細砂であり,礫混じり中〜粗砂の層を挟み,にぶい黄橙色を示す。トレンチ法面盛土の下部に厚く堆積している。層厚は西側で約1.2m,東側で約0.8m程度である。