黒褐〜黄褐色を示すシルト層からなる。
上部0.50mまでは耕作土であり,下部は旧耕作土である。下部には砂,礫が混入し,土器片も多く混入している。
・1.62〜2.00m・・・・・・・・・・E−2
褐色を示す砂礫層からなる。基質はシルト主体である。
礫は径10〜20mmの角〜亜角礫が主体である。
・2.00〜3.00m・・・・・・・・・・E−1
褐色を示す礫混じりシルト層からなる。
径10〜30mmの亜角〜亜円礫が混入する。土器片も多数混入している。
・3.00〜12.70m・・・・・・・・・D
黄褐〜暗灰色を示す砂礫層からなる。
礫は径20〜60mmの円〜亜円礫が主体であり,最大径はコア長100mm程度である。礫種はチャート,泥岩,砂岩,緑色岩である。
所々に,シルト,砂の薄層を挟む。
・12.70〜13.80m・・・・・・・・・B
褐〜暗黄灰色を示す砂層からなる。
粗砂で,締まりは悪い。径10〜20mm程度の小礫が混入している。13.41〜13.45m付近には腐植物が混入し,その傾斜は25゚程度である。
・13.80〜15.20m・・・・・・・・・A−4
黄灰〜緑灰色を示す粘土層からなる。14.05mまでは茶褐色を示す。
14.72〜14.83mに有機質な粘土層を挟み,その傾斜は35゚程度である。
・15.20〜18.70m・・・・・・・・・A−3
黄褐〜赤褐色を示す粘土混じり砂礫層からなる。非常によく締まっている。
15.72mまでは玉石混じりであり,礫主体の砂礫層である。径60〜100mm程度の亜円〜円礫混入する。
15.72m以深はやや基質が多くなるが,径30〜50mmの亜円〜円礫が主体,最大径は60mm程度である。礫種はチャート,泥岩,砂岩である。赤色風化が激しい。
・18.70〜19.56m・・・・・・・・・A−2
明褐色を示す半固結のシルト層からなる。木目状の酸化脈が発達し,A−1層との境界は20〜25゚傾斜している。
・19.56〜20.00m・・・・・・・・・A−1
橙褐〜明褐色を示す砂礫層からなる。基質はシルト主体である。
上部は砂主体であり,径30mm程度の亜円礫が混入する。