3−2−2 測線設定および測線概況
主に空中写真判読から把握されたリニアメントの分布を参考にして,これを横切るような道路を地形図からピックアップし,現地踏査によって測線としての適否を検討した。その結果,樫原断層については松尾地区および樫原地区に1測線づつ計2測線を,光明寺断層については大原野灰方地区に1測線の合計3測線を設定した。測定に先立ち,測量によって測定点を道路縁にマ−キングし,各測定点のX・Y座標および標高を求めた。各測線の詳細位置図を図3−2,図3−3,図3−4に示す。
各測線概況は以下のとおりである。