(3)灰方測線

図3−4参照)

「都市圏活断層図」では,京都市西京区大原野灰方地区に北西−南東方向またはほぼ南北方向の走向をもち,相対的に東側落ちで活撓曲を伴う活断層(光明寺断層)が2本特定または推定されている。

本測線は,光明寺断層を横切るように設定した長さ1300m,ほぼ東西方向の測線である。ただし,受振器展開は1500mまで行っている。

測線0m(西端)は善峰川に架かる野野尻橋まで約60m地点になり,ここから測線1100m付近までは,府道柚原−向日線の舗装道路である。そこから測線1500m(東端)までは幅1車線程度の狭い舗装道路である。

本測線は向日町丘陵の西にある大原野台地の南縁部に位置する。