5−3−4 活動間隔

亀岡断層では,過去の活動履歴に関して精度の良い値が求められていないため,活動間隔は絞り込めていない。

亀岡断層の活動履歴を「活動履歴解釈@」,すなわち“約2万年前以降に1回以上活動し,それ以前およびそれ以降の活動履歴は不明である”とすると,活動間隔は不明となる。

亀岡断層の活動履歴を「活動履歴解釈A」,すなわち“最新活動時期は約3,700年前以降であり,一つ前の活動は3,700年前以降−20,000年前以前である”とすると,活動間隔は20,000年より短くなる。

亀岡断層の活動履歴を「活動履歴解釈B」,すなわち“約20,000年前から約26,000(〜29,000)年前までの間に断層活動がなかった”とすると,活動間隔は6,000(〜9,000)年より長くなる。