(8)地震規模
上記の検討から今後発生する地震規模評価対象の断層は,F2断層を含むF1断層(F2断層を含む)である。F1断層(F2断層を含む)の全長13kmから松田式で断層規模を求めると,そのマグニチュードは6.7程度が試算される。
さらに,山麓のF3断層を含めた亀岡断層帯の文献での長さは13kmと報告されている。並走する山麓のF3断層が活動しても,その地震規模はマグニチュード6上位のクラスと判断される。