KA−4孔の地質は主に中礫や大礫混じり中礫からなり,礫混じり砂や礫混じりシルトを挟む。深度3.97〜4.10mに明褐色の細粒なガラス質火山灰を挟む。
本孔では上部がL1面構成層からなり,下部は大阪層群相当層に対比されると考えられる。深度8〜9mを境として上部は緩い地層で下部はやや締まった地層であり,L1面構成層と大阪層群相当層の境界は深度8〜9m付近であると見られる。ただし,層相には大きな違いはないため,境界の詳細な位置は不明である。
b) KA−5(L=25m,GH=116.88m)
KA−5孔の地質は主に中礫や大礫混じり中礫からなり,礫混じり砂や礫混じりシルトを挟む。深度4.55〜4.70mに明褐色の細粒なガラス質火山灰を挟む。
本孔では上部がL1面構成層からなり,下部は大阪層群相当層に対比されると考えられる。深度9〜10mを境として上部は緩い地層で下部はやや締まった地層であり,L1面構成層と大阪層群相当層の境界は深度9〜10m付近であると見られる。ただし,層相には大きな違いはないため,境界の詳細な位置は不明である。