3−2−3 データ処理および解析

収録記録のデータ処理および解析は、一般に多用される共通中間点(Common Midpoint; CMP)重合法によりSN比を高めた時間断面を作成した。次に、速度解析結果等に基づき、マイグレーション処理を施し、時間断面中の反射面を正しい位置に戻す。さらに、深度変換により、時間断面を深度断面に変換した。

標準的なデータ処理のフローを図3−2−6、データ処理に使用したパラメータを表3−2−4に示すと共に、以下に主な処理の概要を記す。