(3)デコンボリューション

時間分解能向上のためのウェーブレット圧縮、ノイズとなる多重反射波(地表と反射面までの間を複数回往復する反射波、図3−2−7参照)等を除去するため、デコンボリューション処理を行った。

デコンボリューション処理を行う前に、デコンボリューションテストを行い、パラメータの決定を行った。デコンボリューションテストの結果を図3−2−8図3−2−9図3−2−10図3−2−11に示す。この結果、自己相関演算のゲート長600msec、フィルタ長80msec、ホワイトニングノイズ3%のタイムバリアント型ホワイトニング・デコンボリューションを用いた。