(3)山麓部の地形状況

山麓線に沿って小扇状地性もしくは土石流性の開析された急勾配の開析扇状地面(df面)が幅100〜200m程度の帯状に断続的に分布し,df面を開析して扇状地面(af面)が分布する。

「近畿の活断層」(岡田・東郷:2000)や「都市圏活断層図」(岡田ほか:1996)ではほぼ山麓線沿って「山麓部の亀岡断層」を図示しているが,df面やaf面など山麓線を横断する地形面に断層変位地形は認められない。