3−1−1 地形面分布

本調査では当該地の地形面を,段丘面,山麓堆積地形,低地などの地形面に分類した(図3−1−1表3−1−2)。段丘面は山麓から幅1〜1.5kmの範囲に山麓線に沿って北北西−南南東方向に帯状に分布し,その西北西には数100m〜1km程度の幅で桂川の氾濫平野が広がる。また,山麓部を扇頂とする大小の扇状地が複数分布する。

段丘面は中位段丘面(M面),低位段丘1面(L1面),低位段丘2面(L2面)および開析扇状地(df面)に区分した。山麓堆積地形は崖錐斜面(dt面),扇状地(af面),浅い谷底面(vb面)に区分した。低地は氾濫平野1面(fp1面),氾濫平野2面(fp2面),閉塞低地(cl面)に区分した。その他に天井川(rbr面)を判読した。