4−1−1 .文献調査
文献調査から亀岡盆地では、(1)東側「山麓の亀岡断層」と(2) 千歳車塚古墳付近から河原林町国分寺跡西を経て、保津町に延びる長さ5kmの「盆地内の亀岡断層」が推定されている。山麓の亀岡断層は老ノ坂付近を通り、南東延長の京都盆地西縁の灰方断層に繋がるとされている。最近の文献(岡田、東郷 2000)(5)等では、盆地周辺では、盆地内の亀岡断層のみが活動的であるとされ、山麓の断層を連続性に富むシャープなリニアメントと評価されている。