(2)掘削工程と堀止深度の決定

平成14年12月6日から掘削を始めた。12月25−7日休み、その後、平成15年3月7日まで掘削作業を行った。

地質構成はほとんどが硬質なチャートを含む礫層からなり、逸水・孔壁崩壊などあり、作業は大変困難で、当初の工期が大幅に遅れた。深度118m付近から同じ色調で、同じ構成地質である礫層が162m付近まで続いた。P波探査記録から深度 220mまで、同じ地層が分布することが示唆されていること、さらに孔壁の状態が悪いことなどの状況をワーキング委員等と協議し、約162mで堀止とした。