@ 空中写真判読:断層運動に関係する地形を判読して変位地形を抽出し、活断層の位置および性質を推定する。
A 踏査:現地にて、断層露頭の確認や、空中写真から判読された変位地形を確認すると共に、後続調査の内容を明らかにする。
B 調査ボーリング:空中写真判読および踏査において、最も有効な調査地を選択し、活断層を挟んで(間隔15〜20m)2本のオールコアボーリングを行い、トレンチ調査では確認できない、より深い活動を把握する。
C トレンチ調査:空中写真判読、踏査およびボーリング調査の結果、活断層の存在が確実とされる箇所において、活断層に直交する方向で、深さ2〜7m程度のトレンチを掘削し、断層の活動周期、最新活動時期、変位量などを把握する。
D 上記の項目を総括し、ストリップマップを作成する。
以下に調査数量をまとめる。
(1)調 査 数 量
○地形地質調査
文献調査 20文献
空中写真判読 80km2
地表踏査 縮尺1/2.5万
24km2
○ボーリング調査
(分析費を含む) *ボーリング調査数量を別表(表1−1)にまとめる
○トレンチ調査
(分析費を含む) *トレンチ調査数量を別表(表1−2)にまとめる
○その他
報 告 書