・布田川断層帯は高角度の北西傾斜で北西側低下の右横ズレを伴う正断層である。断層の南半部の一部は、並走する２条の断層に分岐している。この断層は第四紀層を明瞭に変　位させていることから確実度�Tであることが再確認された。

・北甘木断層（小池〜北甘木）は北西側低下の断層が２条、南東側低下の１条からなり、一部は地溝を形成している。なお、断層の確実度は�Uである。

・木山断層（田原〜寺迫）は、空中写真判読、地表踏査でも認められなかったが、電磁探査ではこの断層の存在を示唆する資料が得られた。